小耳症のお子さんの入園について

小耳症のお子さんの入園について




小耳症のお子さんの入園について

かわいいお子さんがすくすくと成長し、とうとう保育園や幼稚園に入園するときが来ました。親元から離れて生活するのは初めてのことで、親も子もともに緊張されることと思います。事前にしっかりとどんなことに注意したらいいか考えて対策をとっておきましょう。

園への説明

まず、お子さんの体のことや体調、小耳症という病気についての説明など、きちんと事前に話しておく必要があります。園では先生がお母さんの代わりを果たしてくれますので、病気についての内容や気をつけることについて、きちんと詳細を伝えておけば安心です。

ではどんなことを伝えておけばいいでしょうか。まとめてみました。
1.小耳症とは(病気の説明)
2.生活面で注意して欲しいこと(きこえ等)
3.お友達との関係性について(話し方やいじめ等)

小耳症とは(病気の説明)

我が子は生まれつき小耳症であることを伝えます。このとき、先生方の中には小耳症について初めて聞いたと言う方もいらっしゃるかと思います。そのために、小耳症とはどういった病気であるか、文面などをコピーして手渡すのも良いかと思います。

生活面で注意して欲しいこと(きこえ等)

きこえについて
小耳症のお子さんは、外耳道閉鎖によって片方もしくは両方のお耳が聞こえないことがあります。もしも聞こえが悪い場合は、そのことについて伝えなければなりません。また、どちらの方向から話しかけて欲しいか、もしくは大きな声や手話も使って話しかけて欲しい、など、お子さんに合った対応をお願いしてください。

マスク・めがね
また、聞こえだけではく、マスクやめがねが上手にかけられないこともあります。普段はめがねをかけていないお子さんでも、園の行事の中でお面をつけることがあったり、だてめがねを掛けることがあったりします。そういったことも考えられますので、もしもお耳に上手くかけられないようでしたら伝えておくと良いです。

3.お友達との関係性について(話し方やいじめ等)

お耳の形が違うということで、疑問に思って大きな声で聞いてきたり、からかってきたりするお友達もいるかもしれません。そういったときの対処方法を、園の先生と一緒になって考えておきたいですね。私の場合、事前に先生に「いじめられたりしませんか」と聞いてみたところ、先生からは「まだみんな小さいので、人をいじめるといった感覚はありません。ただ、どうして小さいの?などと疑問を持ったら聞くことはあるかもしれません」とのことでした。そこで、先生はそういった場面があったら仲介に入ります、うまれつきなんだよ、個性なんだよ、と話しますとおっしゃっていただきました。

幼稚園・保育園の生活で注意すべきこと

言葉について

保育園や幼稚園に入園すると、それまで出会うことの少なかった同年代のお友達と一緒に遊ぶようになり、お友達との会話も増えて言葉数が一気に増える時期です。今まで使わなかった言い回しや、語彙が増えて、どんどん言葉の成長が見られます。言葉がきちんと増えているかをしっかりとみましょう。
言葉の良い間違いや、あやふやな言葉の使い方については、この時期はそれほど気にしなくてもかまいません。ゆきだるまのことを「ゆきだまるん」、ひこうきのことを「ひーき」など、言葉自体を上手に言えないことは、5歳くらいまでのお子さんなら良くあることです。それよりも大事なのは、間違っていてもいいから「言葉数」が増えているかどうかです。

お友達とのコミュニケーションが増えているのなら、言葉をたくさん覚えていくはずです。入園してから半年ほどで、言葉数は少なくとも5つ程度は増えるかと思います(ちょーだい、ちがう、など)。コミュニケーションをする上で、どうしても必要な言葉があります。そういった、意思表示をする言葉や、挨拶をする言葉が増えているかどうかを欲見てあげてください。もしも、1つも増えていないようでしたら、きこえの問題か、もしくはコミュニケーション能力の問題か、考えてみる必要があります。そういった場合は、まず最初に園の先生に相談してみてください。家族の前では言葉が増えていなくても、案外園内ではペラペラ話しているかもしれません。また、友達とも上手にコミュニケーションを取れているかどうかは、園の先生が一番わかっていると思いますので、一度先生に聞いてみてください。

何も問題が無ければ、そのまま様子を見て、もしも先生からアドバイスがあれば、一緒に考えてもらうか、専門の病院などを受診してもよいかもしれません。
言葉の遅れは、早い段階で気づいて訓練すれば、かなり上手に話せることがあるようです。

体の傷、ケガの観察

保育園や幼稚園に入園すると、園庭での遊びやお遊戯などによって、運動量もぐっと増えます。運動量が増えるということは、今まで使ったことの無かった筋肉や関節の動き、すじや内臓の動きなどに変化があります。筋肉が上手に使えているか、発達してきているか、関節はよく動いているか、先生の見本通りに踊りが踊れるか、など、観察することで何かしらの変化や未発達部分を見つけることがあるかもしれません。

また、お風呂やお着替えのときに、体全体をしっかりと観察してください。小さな傷や打ち身、あざなど、おかしな場所に傷があったり、いつも同じ場所ばかりにあざが出来たり、ということを発見するかもしれません。やけに右足のひざばかりに怪我をする、と思っていたら、右足首の関節の柔軟性が低いことがわかり、それによってひざを付きやすかったなど、早め早めに子供の成長に関係するからだの様子を見つけることで、その後の対策や訓練などにつなげることが出来ます。

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