小学校入学時に注意すること




小耳症のお子さんの小学校入学時に注意すること

小学校へ入る前に、小学校で行う入学のための検査や説明会について把握しておきましょう。また、担任の先生との個人面談や保護者会で、学校側に伝えておくべきことも事前に考えておきましょう。

小学校での入学前検査

お住まいの住所からお子さんの入学する学区がふりわけられ、小学校に入る前の年に「小学校説明会」のお知らせがあります。これは公立学校で行われる説明会です。入学前に、学校での生活や持ち物、入学式の説明などが、新入学生の本人と保護者を集めて体育館などで行われます。
この説明会にはかならず入学するお子さんも連れていくようにお知らせが来ます。これは、保護者が体育館で説明を受けている間に、お子さんは別室で「入学前検査」を受けるためです。入学前検査では主に、体重や身長、視力聴力などが検査されます。実際、入学の説明会の話だけだと思って出かけていったら、子供はしっかりと検査されて驚いた、ということもあります。ですので、入学前検査があることを想定して、説明会には挑んでください。
このときに、聴力検査がありますので、小学校側には検査結果が渡されます。この検査結果は、入学後の「心身の健康アンケート」のような(各学校によって違いがある)ものに反映されます。

また、検査以前に、幼稚園や保育園からすでに「小耳症」のことは小学校へ伝達済みですので、こちら側から位置から説明しなければいけないと言うことはありません。ただし、学区外からの編入や、引越しなどで、園からの連絡が行き渡っていない場合は、入学前検査や入学説明会の時点で、学校側と話をする機会があれば、小耳症であることを伝えておいてもよいかと思います。

小学校への説明

小学校へ小耳症のことを伝えるときには、園で伝えたときのことを踏まえて(園への入園について)、小耳症という病気について、またそれにおける子供の状態(きこえやことばについて)を詳しく伝えましょう。入学説明会のあとに、個人面談希望の方を募る小学校があります。その場合は個人面談を受けて、小耳症のことをこの時点で伝えておきましょう。そうすれば、クラス分けやお友達との振り分けにも考慮されることでしょう。

小学校での聴力検査

入学後直ぐに、身体検査が行われます。身長、体重、握力、視力、聴力など、細かい検査が行われます。これらは個人個人で1冊の小冊子にまとめられ、親に渡されます。内容を確認したらはんこを押して学校へ返します。このときに渡される個人の小冊子には、保護者のほうから伝えておきたいことを書く欄があります。ここへ、私の場合は小耳症であること、きこえの状態を記入して提出しました。聴力検査の結果から聞こえについては判ってはいるかと思うのですが、親からもきちんと状況を伝えておくことによって、その後の個人面談や家庭訪問で先生と対応の方法なども話し合えるかと思います。

小学校での聴力検査

4月に行われる身体検査と同時期に、聴力検査も行われます。この聴力検査は、学区内にある耳鼻科の先生がいらして、検査を行ってくれます。我が家の場合、かかりつけの耳鼻咽喉科の先生が学校の校医でもありましたので、すでに0歳のときから小耳症のことを知っている先生で、身体検査では特には問題はありませんでした。
ただし、保健の先生には事前に小耳症のことが伝わっていなかったらしく、聴力検査の後に娘が保健室に呼び出されて、お耳のことを聞かれたそうです。娘は7才ながらにして「生まれつきなんだよ」と保健の先生に説明したらしく、家に帰ってきて娘の口からそれらのことを聞きました。入学前にもしっかりと学校側には小耳症のことや聞こえのことは伝えてあったのに、やはり先生の間での伝達はうまくいっていなかったようです。そういった事例もありますので、学校での聴力検査の後には、お子さんにどうだったか保護者側から聞いてみて、困ったことは無かったか、フォローしてあげるのがよさそうです。

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