小耳症病院・札幌医大入院時の付き添い宿泊施設について


札幌医科大学附属病院の形成外科に入院する場合の付添人の宿泊施設について、リストをまとめました。実際に私が宿泊した施設や、他の患者さんの付添人が泊まっていた施設などを集めてみました。

まず、どういった場所に泊まりたいか、基準となるものがそれぞれの考え方で変わるかと思います。とにかく金額が安いほうがいいとか、医大に近い場所を優先したいとか、きれいなところがいいとか、選ぶ基準が違いますよね。それぞれの特徴によってわけてみます。




付添人宿泊施設一覧

札幌医科大学に近い宿泊施設でおすすめできるものは以下の6つです。

・札幌医大付属ファミリーハウス
・財団法人北海道難病連
・ザ・ハミルトン札幌
・ウィークリーさんでん
・マンスリーマンション・マーシャル
・マンスリーマンション札幌医大病院北ゼスティ

施設名 1か月費用* 備考
ファミリーハウス 64,400円 医大付属施設
難病連 60,000円 連泊10日まで
ハミルトン 66,000円 閑散期
さんでん 71,000円 繁忙期は別
マーシャル 90,000円 1か月契約
ゼスティ 150,000円 1か月契約

(*費用は概算・閑散期・リネン類含場合で計算しています。)
それでは各施設について詳しく説明します。それぞれの特徴別に見てみましょう。

病院関連の宿泊施設

まずは病院関連の施設です。
・札幌医大付属ファミリーハウス・・・札幌医科大学が建設した付属の宿泊施設。
・財団法人北海道難病連・・・難病患者・家族のために北海道保健医療基本計画として作られた施設

札幌医大付属ファミリーハウス

札幌医科大学ファミリーハウス
札幌医大付属ファミリーハウス
住所:札幌市中央区南2条西18丁目
札幌医科大学付属の、付添・患者用の宿泊施設です。入院している慢性疾患児の家族や、外来診療の受診予定日の前日又は当日に宿泊を必要とする慢性疾患児とその家族のために作られました。

ここは1泊2000円(寝具代は申込時1100円プラス日×110円)と格安で、医大の管轄敷地内にあるため安心・安全な施設になります。医大までは500m。徒歩で5分程度になります。わたしもここへ3回泊まりましたが(合計3か月ほど滞在しました)、居心地はとてもよく、清潔で静かで安全なので、付添人のための宿泊施設としては一番おすすめです、

ただし、難点が1つあります。とにかく予約が取りづらいのです。予約方法は独特で、宿泊したい日から数えて1週間前の8:45からでないと予約できません。さらにはお部屋数が10室しかなく、そのどれもが長期宿泊の場合が多く、なかなか空きが出ません。

朝8:45に急いで電話をしても話し中のことが多く、1時間後にやっとつながっても、「空き無し」ということがとても多いのです。そうなったら、毎日毎日電話をしてみて、たまたま空きがあることを待つしかありません。

たとえば、7/25から入院で、その前日(7/24)から宿泊したい場合、1週間前の7/17の朝8:45に電話をします。たまたま1番に電話がつながったとしても、10室のうち1室でも開いている確率はかなり低いです。

一か八かで待つのが怖くて、他の場所を早々に予約する方が多いようです。小耳症手術で入院する場合、約3週間から1か月の宿泊予約が必要になります。その期間宿泊する場所がもしも見つからなかったら・・・と考えると、たしかに早めに他のホテルかマンスリーマンションを予約したほうが良いと考えてしまいますね。

私の場合、3回とも、一発で予約が取れたわけではありませんでした。1回目の予約時には、やはり怖くて、マンスリーマンションをすでに予約しながら、1週間前になったらファミリーハウスのほうにも予約電話をかけてみました。

そうすると、希望日は取れず、その後何日か連続で電話をかけてみて、宿泊したい希望日よりも3日ほど後からの日程で予約が取れました。そこでわたしがした選択は、まず3日分のホテルを予約しました(格安ホテル)。次にマンスリーマンションの予約をキャンセルしました(キャンセル料1万円かかりました)。そしてファミリーハウスに泊まることによって、ホテル代がプラスされたりキャンセル料がかかったとしても、トータルでは5万円ほど浮くことになったのです。

ファミリーハウスの内部についてや紹介は別ページでじっくりとご紹介します。

財団法人北海道難病連

財団法人北海道難病連
住所:札幌市中央区南4条西10丁目
こちらは難病患者・家族のために北海道保健医療基本計画として作られた施設です。一般財団法人北海道難病連が運営しています。

1泊2000円で、浴場・洗面・キッチンは共同使用になります。宿泊できるお部屋は7室、23時門限、宿泊の連泊は10連泊までといった制限があります。

私の娘が入院している時にも、こちらに宿泊している付添人の方が何人かいらっしゃいました。浴場は広くて気持ちよく快適ということです。浴室に鍵をかけることができるので、一人で入ることもできるようです。建物は多少古いようですが、とても清潔感があり、個室もありますし、他の方との交流もあるので楽しいようです。

ただし、10日しか連泊できないため、宿泊しながらファミリーハウスの空きを待っていたり、他のホテルへの移動をされていたりしました。また、トイレと冷蔵庫が共同なのが使いづらかったそうです。冷蔵庫には自分のものを入れるときには名前を書いておくということです。

多少めんどうがありますが、それでもホテルで3週間泊まるよりも、10日でも1日2000円で宿泊できるのであれば、かなり経費を抑えることができます。また、洗濯機と乾燥機は無料で使えるのでその点はファミリーハウスより便利です(ファミリーハウスでは各100円)。

とにかく安い!格安ホテル

ファミリーハウスは1週間前からしか予約できないため、最初から格安ホテルを予約しておく方も多いです。札幌医科大学附属病院まで徒歩10分以内の格安ホテルをご紹介します。

・ザ・ハミルトン札幌・・・ファミリーハウス登録ホテルで、3,200円から泊まれる
・ウィークリーさんでん・・・ファミリーハウス登録ホテルで、3,000円から泊まれる

ザ・ハミルトン札幌

ハミルトン札幌
ザ・ハミルトン札幌
住所:札幌市中央区南1条西15丁目1-238

札幌医大がファミリーハウスの利用として契約しているホテルです。平日は一番安い時期で3,200円から宿泊出来ます。ただし、ファミリーハウス契約として宿泊できる部屋数が少ないようで、ファミリーハウスとして宿泊したいと電話すると、空き無しのことがほとんどです。

もし、空きはありません、と言われたらとりあえず電話を切り、その後、一般利用として申し込むと空きがあることがあります。医大用としては空き部屋は無くても、一般宿泊用の部屋はあることが多いです。その場合、1室が6900円からとなり価格が高くなりますので注意が必要です。

こちらは私も泊まりました。その時も一般予約として泊まり、1泊が朝食付きで7500円程度だったと思います。建物は札幌医大にとても近くて便利です。正門までなら徒歩で3分ほどだと思います。

お部屋は古く、お風呂もユニットバスなのでゆったりとはしていませんが、ベッドスペースでゆっくり眠ることができます。館内にはコインランドリー(有料)、アイロン、電子レンジ(フロント前)などがあるので、長期滞在にも向いています。2階のレストランでは希望者には有料でモーニングサービスも付いています。

ウィークリーさんでん

ホテルさんでん札幌
ウィークリーさんでん
住所:札幌市中央区大通西18丁目2番地14

こちらも札幌医大がファミリーハウスとして契約しているホテルです。ファミリーハウスとして利用したいと言って予約申し込みをすれば、平日は3,000円から、土日は4,300円から宿泊できます。一般利用でも3000円程度で利用できます。

同部屋の付添人が宿泊していましたが、建物自体は古いですが掃除が行き届いており、清潔で居心地は良いそうです。電子レンジ・冷蔵庫・ポットなどがあるので、ホテルというよりもマンスリーマンションのようにも感じます。
建物前には24時間のコンビニやコインランドリーもあります。

札幌医科大学付属病院までは正門まで徒歩5分ほど。宿泊費も安いですし、長期滞在向けの穴場のホテルです。

長期的にゆっくりしたい!マンスリーマンション

実は、付添人が一番泊まっているのが「マンスリーマンション」です。マンスリーマンションなら2~3か月前から予約ができますし、1か月単位ならホテルよりもかなり安く泊まれます。マンション形態なので冷蔵庫やレンジ、鍋や菜箸まで、自分の家のように家具や道具がそろっているのも過ごしやすいです。

・マンスリーマンション マーシャル
・マンスリーマンション 札幌医大病院北ゼスティ

こちらの2つのマンションが人気でした。ではそれぞれを詳しく解説します。

マンスリーマンション マーシャル

マンスリーマンションマーシャル14札幌
マンスリーマンション マーシャル14
住所:札幌市中央区南1条西14丁目1-283

マンスリーマンションマーシャルは札幌市内に3つあり、中でもマーシャル14は札幌医科大学から徒歩7分ほどのところにあり交通の便がとても良いです。

掃除機、電気ポット、電気レンジ、ドライヤー、目覚まし時計までそろっていて、1か月が約9万円ほどになります。ファミリーハウスなら1か月6万円なので、比較するとマーシャルのほうが少々割高になってしまいますが、早くから確実に予約できる点や、インターネットが無料なのが人気です(ファミリーハウスにはWi-Fiなし)。

洗濯機は、2LDKの部屋を選ぶと室内に無料で付いています。シングル部屋ですと、1階にある共同の洗濯機を使うことになりますが無料で使えます。

付添人としては、洗濯機が有料かどうかは案外ネックになってきます。洗濯は毎日使うため、洗濯機と乾燥機で1日200円×30日=6000円。これが室料にプラスされますので、部屋に洗濯機が付いているというのはかなりの経費削減になります。

マンスリーマンション マーシャル14の1階にはカフェがあり、疲れて帰ってきたときにちょっとコーヒーでも、とリラックスタイムを取ることもできますね。付き添い人で一番人気のマンションです。

マンスリーマンション 札幌医大病院北ゼスティ

マンスリーマンション 札幌医大病院北ゼスティ
住所:札幌市中央区大通西17丁目2-35

名前の通り、札幌医大病院北に位置するマンスリーマンションです。隣にはコンビニとラーメン屋さんがあり、医大から一番近い宿泊施設になると思います(札医大病院裏口まで徒歩2分)。価格は1か月15万~18万前後。

外観も室内もとにかくきれいでおしゃれなマンションです。1LDKで冷蔵庫や洗濯機、インターネットなどが付いています。マンションの良いところにプラスして、ホテル並みのアメニティが付属されており、シャンプーやコンディショナー、タオル類もセットに含まれます。

オートロックでインターホンも各部屋へつながりますし、バストイレ別でおしゃれな都会の一人暮らしのようです。こちらに宿泊していた付添人の方は、とにかく居心地が良くて、早く部屋に帰りたくなるとおっしゃっていました。子供が退院したあとには、一緒にマンションへ数日間泊って、観光を楽しんでいたようです。1か月といった期間で契約するので、その間事由に宿泊でき、退院後もゆっくりできます。

価格がほかのところと比べると格段に高くなりますが、その価格を出してでも泊まりたいと思わせるマンションです。まず近いのが本当に良いんです。付き添いをしていると、なにかと部屋に戻る用事が出てきます。忘れ物を取りに行ったり、お昼ご飯を食べに行ったりと、宿泊施設が近ければそれだけ便利なことが増えます。

しかも、札幌医大病院の裏口から2分程度というのも利便性が高く、付添人や患者さんなどは正門からではなく、裏口からの出入りが多くなります。正門は朝8時(時期により9時)から夕方6時(7時)しか開いていないので、それ以外の時間の出入りは裏口からとなります。

ファミリーハウスもこちらのゼスティも、裏口からが近くなります。

札幌医科大学附属病院の付き添いにお勧めの宿泊施設は?

一番おすすめなのはやはり、病院付属のファミリーハウスでしょう。利点は、価格面、安全面、場所などにくわえて、仲間が多くいることも重要になってきます。ロビーや洗濯室でおみみちゃんの付き添いの方と会うと、あいさつを交わしたり時にはおしゃべりが始まったりして、たくさんの癒しを感じられます。

また、病院の付属施設ということで、優先的に停電が治ることがあります。2018年9月6日の北海道胆振東部地震の時にも、札幌市一帯が数日間の停電に見舞われましたが、病院施設は優先的に通電作業が行われました。

このとき、ファミリーハウスも札幌医科大学附属病院の施設内に建っているため、病院の通電が復活したと同時にファミリーハウスにも電気が通りました。停電後、約13時間後に通電しましたが、隣の区画の病院敷地外の場所では、24時間たってもまだ、停電が続いていました。

ファミリーハウスが一番のおすすめとなりますが、1週間前からしか予約が取れないため、私のおすすめとしては、早めにマンスリーマンションを予約しつつ、ファミリーハウスの予約にも挑戦してみることです。

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