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小耳症とは、生まれたときにお耳の形が不完全な症状である状態のことを言います。お耳が小さかったり、変形していたり、お耳の穴がふさがっている(外耳道閉鎖)ことがあります。その症状は多様で、 耳の形には個人差があります。
ご両親は、生まれたばかりの赤ちゃんと対面したときに、お耳の小さな赤ちゃんで、最初はとてもびっくりすることでしょう。でも、驚き以上に、わが子のかわいさ、愛情、大好きという気持ちが何倍も勝ると思います。その、わが子を愛しいと思う気持ちを大切に、毎日を過ごしてください。
小耳症の種類
■耳たぶのある小耳症・・・
耳たぶの部分はある小耳症です。耳たぶはそのままで、再建手術することができます。
■耳のくぼみのある小耳症・・・
イヤホンなどを入れられる耳のくぼみがある形の小耳症です。下半分はそのままで、上半分だけ再建手術することが出来ます。
■生え際の低い小耳症・・・
お耳の位置が低く、毛髪がかかっている小耳症です。生え際を上へずらして、位置を変えて再建手術することができます。
他にも、個人差が大きく、形や状態は様々です。副耳があることもあります。また、片方のお耳だけの場合と両方のお耳の場合があります。両方のお耳の場合は、小耳症全体の10%になります。
小耳症の治療法
小耳症の治療には、適正年齢時にお耳を作る再建手術をする方法があります。また、形だけでなくお耳の穴も作る外耳道形成手術もあります。それぞれの手術は、主に10才前後で行われます。手術に関しては、病院カテゴリーで詳しくお話します。
*このページの情報は札幌医科大学形成外科・小耳症の治療 HPを参考にしました